日本の五輪金メダリストのプロレス転向は史上初。さらにデビュー戦がいきなりタイトルマッチと、“初ものづくし”となったウルフアロンのデビュー戦。丸刈りの柔道着姿で現れたウルフアロンは柔道着を脱ぎ捨て、ストロングスタイルの象徴・黒のショートパンツ姿で入場した。エルボー合戦で幕を開けた試合。EVILに体当たりして雄たけびを上げたウルフアロンは、ブレーンバスターからエルボードロップと流れるように技を繰り出す。しかし、EVILに場外に連れ出されると、パイプ椅子で殴られるなど、プロレスの洗礼も浴びた。

サソリ固めをかけられても、両手で踏ん張りロープにエスケープ。ラリアットを食らっても、ボディスラムで返すなど意地を見せる。さらに「行くぞー!」と絶叫してから、トップロープに上がりコーナーマット最上段からハイフライフローをお見舞いして、相手を追い込む。しかしEVIL軍団に乱入され、袋叩きにされてしまう。それでもEVILの一瞬の隙を突いて腕を取り、腕ひしぎ十字固めから最後は逆三角締め。鬼の形相で締め上げると相手は失神。12分53秒、レフェリーストップによる勝利で、ウルフアロンは第50代NEVER無差別級新王者となった。