長崎県内の婚礼施設で働くウエディングプランナーが、コロナ禍のなか手がけた『結婚式での工夫や学び』などを発表するコンテストが16日、長崎市で開かれました。

新型コロナの影響で厳しい状況にあるウエディング業界。

『グッドウエディングアワード』は、長崎県内の婚礼事業社らでつくる『ながさきウエディング協議会』が、現場スタッフのモチベーションやスキルアップにつながればと初めて開き、6施設のプランナーが参加しました。

ホテルニュー長崎 小池采知さん:
「別のかたちで希望を叶えることはできないだろうか?」

最優秀賞に選ばれたホテルニュー長崎の小池さんは、コロナで披露宴を諦め、挙式だけにしたことを嘆く新郎新婦に“できること”を模索しました。

絵画教室で出会った2人の作品を、当日、控室に展示し、個展を開催──

ゲストに楽しんでもらえたことを発表しました。

最優秀賞 ホテルニュー長崎 小池 采知さん:
「コロナという制限を逆手にうまれたクリエイティブな仕事だったと自負しております」

参加者たちは、刺激を受け合い、結婚式の素晴らしさやその仕事のやりがいを改めて感じたようでした。