教員免許を持っていながら教職に就いていない、いわゆる「ペーパーティーチャー」に教員の魅力などを伝える説明会が開かれました。

説明会は、教員不足の解決策の一つとして青森県教育員会が初めて開催し、36人が参加しました。
ペーパーティーチャーは、教職経験がなかったり、教職から離れて年数が経過したりした人たちです。教員免許はこれまで、10年ごとに更新が必要でしたが、7月に更新制度が廃止されたことで無期限で使えるようになりました。
16日、子どもたちが主体的に学べるように身近な話題を題材にした授業や、タブレット端末を効率的に活用する方法などが紹介され、参加者たちが熱心に耳を傾けていました。

※中学校教諭経験者
「子どもが大きくなり手が少しかからなくなったので、また教員をやりたいと思って参加しました。かなり昔と今の多様性等が変わっていてとても勉強になった。」

※青森県教育庁 教職員課 山本篤実 課長代理
「教壇に立っていただく方が不足しているということで、そのきっかけになればと開催した。」

説明のあとには子育てとの両立や勤務体制などについて個別相談も行われました。