26日朝の高知県内は真冬の寒さとなり、四万十市では雪が舞いました。そんな寒さの中、高知城では新年を迎える準備、恒例の「すす払い」が行われました。
午前8時半ごろの四万十市です。シンボルの「赤鉄橋」の上空を、雪がちらついています。26日の県内は強い冬型の気圧配置により上空に寒気が流れ込み、各地で厳しい冷え込みとなりました。最低気温は、いの町本川で氷点下1.9度、梼原で氷点下1.6度の「冬日」となったほか、室戸岬と足摺岬でも今シーズン一番の寒さを更新しました。また、津野町高野では1cmの積雪を観測しています。

◆通行人
「きょうは北のほうの山が白くなって、だいぶ風が冷たいです」
◆通行人
「とても寒いです。きのうまではぬくかったんですけれど、きょうは寒さを感じます。いつもより服を着込んでいます」
そんな寒空の下行われたのが高知城の「すす払い」です。26日から年末の休館に入った城内では、管理事務所の職員やボランティアらおよそ30人が参加。長さ数メートルの笹ぼうきを使って、今年1年間で溜まった屋根の梁やジオラマのほこりを丁寧に払い落としていきました。寒さ対策として厚着をして参加する人も。

◆参加者
「この下に何枚か上着・服とかいっぱい着ているので、それで対策しています」
「きれいになった状態でお客様を迎えるのが一番いいですからね」
高知城によりますと2025年の来館者は、クルーズ船の寄港が増えたことや朝ドラ「あんぱん」効果などで31万人を超え、コロナ禍以降で最も多くなりました。1年の汚れを落とした高知城は26日から元日まで休館で、新年は2日から営業します。














