政府は来年度の診療報酬について、12年ぶりとなるプラス改定を決めました。
医療機関の主な収入源である診療報酬は、国が原則2年に1回改定するもので、医療機関が自由に値上げできないことから、物価高などで多くの病院が赤字に陥っています。
きょう、上野厚生労働大臣と片山財務大臣は協議を行い、来年度の診療報酬の改定率について、医療従事者の人件費などにあてられる「本体」を2年間平均で3.09%引き上げる一方で、医薬品などの公定価格の「薬価」は0.87%引き下げ、全体で2.22%のプラス改定にすることを決めました。
「本体」の引き上げが3%を超えるのは30年ぶり、全体でのプラス改定は12年ぶりです。
また、2年間の平均で3.09%引き上げる「本体」については、今後も物価や賃金の上昇があると見込み、来年度に2.41%、再来年度に3.77%と段階的な引き上げを初めて取り入れるということです。
注目の記事
【ミセス】「モヤモヤ」する青春が今のキラキラを作った—Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架が母校を訪ねて語った「原点」 【前編】

日本初の定着を確認 メスだけで “クローン増殖” する特定外来生物の生息地が拡大中

自転車で直進したいのに…交差点の一番左が「左折レーン」 どう通行すればいい? 警察に聞く「2つの方法」

コメが倉庫の天井近くまで山積みに… 「コメが余って売れない」 「年明け以降は価格下がる」 国の政策に振り回されたコメ業界

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット「嘘だと思われる」ユーチューバーへの取材で見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1着15万円のスーツで「SASUKE」完全制覇へ 愛媛銀行・宮岡良丞さん(32)、孤高の挑戦









