山口県上関町に計画が検討されている使用済み核燃料の中間貯蔵施設をめぐり23日、柳井市議会は計画に反対を求める請願を再び継続審査にしました。

請願は現在の議員の任期満了で廃案となります。

使用済み核燃料の中間貯蔵施設の計画に反対を求める請願は今年8月、周辺住民でつくる市民団体が柳井市議会に提出し、9月議会では継続審査となっていました。

23日の本会議では、”建設反対の請願を採択すべき”とする議員と”継続審査に賛成”の議員が同数となりました。

そのため地方自治法に基づき議長が継続審査と採決し、再び継続審査となりました。

柳井市議会は7日の選挙で新たな顔ぶれが決まっていて、請願は現在の議員の任期満了となる12月31日で廃案となります。