聴覚に障害がある人たちの国際スポーツ大会デフリンピックで二つのメダルを獲得した佐々木琢磨選手が23日、母校の盛岡聴覚支援学校を訪れ報告会を行いました。

母校で報告会を行ったのは、盛岡聴覚支援学校出身の佐々木琢磨選手です。
佐々木選手は11月東京で行われた聴覚に障害がある人たちの国際スポーツ大会、デフリンピックで陸上の男子4×100メートルリレーで金メダル、また男子100メートルで銅メダルをそれぞれ獲得しました。

23日は盛岡聴覚支援学校の幼稚部から高等部の23人を前に、デフリンピックの成績を報告しました。
さらに高等部の時に全国ろう学校陸上競技大会の100メートルなどで優勝したことがきっかけでデフリンピックを目指したことや、これまでの競技人生のなかで乗り越えてきた困難を手話で伝えました。

(デフリンピック出場目指す 高等部2年 高橋結さん)
「佐々木琢磨選手の乗り越えてきたことについて話を聞いて、自分も4年後のデフリンピックに向けて、いろんな壁があると思うが乗り越えていきたい」

佐々木選手は、4年後に開催されるデフリンピックでのメダル獲得に向け、意欲を示していました。














