11月、SNSの広告をきっかけに投資話を持ちかけられた40代の女性が570万円をだまし取られました。警察はSNS型投資詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、11月上旬頃、札幌市手稲区に住む40代女性がスマートフォンでSNSを見ていたところ、「簡単な作業で儲ける投資話がある」という内容の広告を見つけ、クリックしました。

すると、女性はメッセージアプリに誘導され、日本人らしき名前を名乗る人物から「元金が4倍になる」と説明され、570万円を仮想通貨に換金し送金するよう指示されました。

話を信じた女性は一回で570万円分の仮想通貨を送金したということです。

その後、女性はさらにお金を送金するよう指示されたため、「これ以上は無理です」と伝えると、そこでメッセージが途絶えました。

詐欺事件として捜査している手稲警察署

女性は弁護士に相談したことで詐欺だと気付き、警察に被害を申告しました。

警察は、SNSなどで投資名目の高額の振り込みを依頼された場合は信用せず、詐欺を疑い「#9110」に相談するよう呼びかけています。