俳優の綾野剛さん、咲耶さん、田中麗奈さん、荒井晴彦監督が、映画『星と月は天の穴』公開記念舞台挨拶に登壇しました。
映画は、過去の離婚経験から女性を愛することを恐れる一方、愛されたい願望をこじらせた40代小説家の日常を綴ったもの。
そんな「こじらせ男」を演じた綾野さんは、冒頭の挨拶で“なんていうんですかね、あの...。変な男でしたよね”と、苦笑い。“一見、文学的な要素とか哲学みたいなのがありそうですけど、僕は割とコメディの要素を感じているので、軽やかに観てもらえたら。「思ったより観やすい」と思ってもらえたら嬉しい”と、観客に呼びかけました。
咲耶さんも“珍味でしたでしょう?”と、映画の感想を観客に問いかけて笑顔。荒井監督に“酒のつまみじゃないんだから”とツッコまれながらも“噛めば噛むほどですよ”と、映画の魅力を語っていました。
そんな咲耶さんとのシーンについて、綾野さんは“(咲耶さんの)「良かったねお父さん」というセリフが、この作品の中で一番笑いが抑えられなかった(笑)”と、思い出し笑い。“100点のトーンで言われて、父性が湧いたと言いますか(笑)。なんてリアクションしたか覚えてない。完璧すぎるセリフでした”と、楽しそうに振り返っていました。
田中さんが綾野さんを蹴るシーンについては、田中さんが“カットがかからなかったので、もっと喜びと愛を表現したくて体全身がみなぎっていて、蹴ったというよりは抱擁の気持ち”と、解説。“あのままカットがかからなかったら、(両足で)顔を挟んで引き寄せてたと思います”と話し、荒井監督から“そうやれば良かった”という悔しい表情を引き出していました。
【担当:芸能情報ステーション】














