10兆円規模の大学ファンドの運用益によって世界トップレベルの研究をする大学を支援する「国際卓越研究大学」制度について、文部科学省は、きょう(19日)、東京科学大学と京都大学が選ばれたと発表しました。
「国際卓越研究大学」には去年(2024年)1期目として東北大学が認定されています。
2期目となった今回は8大学が応募し、有識者会議が検討した結果東京科学大学と京都大学が選出されました。
東京科学大学は、来年4月からの支援開始が決まった一方、京都大学は、学内の体制を強化した上で支援が開始される「認定候補」となりました。
東京大学も応募していましたが、有識者会議は計画を評価する一方、コンプライアンス上の問題への対応の重要性に触れ「更に確認を要する点があるとの判断に至った」とし、最長1年間、審査を継続するとしています。
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