アメリカのトランプ政権が南米・ベネズエラへの圧力を強めていることについて、中国政府は「あらゆる一方的ないじめ行為に断固反対する」という立場を表明しました。

トランプ大統領は16日、SNSでベネズエラのマドゥロ政権が石油で得た資金で麻薬テロや人身売買などを行っていると批判し、制裁対象となっている石油タンカーについて「全面的な封鎖」を命じるなど圧力を強化する姿勢を見せています。

これについて、中国外務省の郭嘉昆報道官は18日、「中国はあらゆる一方的ないじめに断固反対し、各国が自身の主権と民族の尊厳を守ることを支持する」と述べました。

そのうえで、「中国はベネズエラが国連安全保障理事会の開催を要求することを支持する」としています。