ベトナム戦争や湾岸戦争など数々の戦争報道に携わり、ピュリツァー賞の受賞歴もあるアメリカの著名ジャーナリスト、ピーター・アーネットさんが亡くなりました。91歳でした。
ニュージーランド生まれのピーター・アーネットさんは地元記者を経て、AP通信に入社。
1960年代から70年代にかけてはベトナム戦争を取材し、1966年にはアメリカのジャーナリズムで最高の栄誉とされるピュリツァー賞を受賞しました。
CNNテレビに移籍後の1991年の湾岸戦争では、アメリカが主導する多国籍軍の空爆が始まっても、アメリカメディアとして唯一、イラクの首都バグダッドに残って現地の様子を伝え、国際的に知られるようになりました。
AP通信によりますと、アーネットさんは前立腺がんを患っていて、17日、西部カリフォルニア州で亡くなりました。91歳でした。
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