犯行の理由、淡々と語る
17日から始まった裁判で、岸波被告は4人の自殺ほう助について、「間違いないです」と起訴内容を認め、1人については「黙秘します」としました。
検察は、冒頭陳述で、岸波被告が10代の少女2人に対して「一緒に死ぬつもりだ」と伝えていたことなどを指摘しました。犯行のきっかけは何だったのか。被告人質問が始まりました。
髪は全体的にのび、前髪で表情はほとんど見えませんが、時折黒ぶちのメガネと鋭い視線が垣間見えた岸波被告。落ち着いた様子で証言台に立ち、一連の犯行のきっかけは“自らの自殺願望”だったとして、犯行に及んだ理由を淡々と明らかにしました。
岸波被告「自分一人では躊躇し、複数の方がいいと思った。今となっては申し訳ないと思っている」
次の裁判は、来年1月30日に開かれ、結審する見通しです。

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