青森県は14日午後9時、採卵鶏を飼育している三沢市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑いがあるニワトリが確認されたと発表しました。
県によりますと、14日正午前、養鶏場から十和田家畜保健衛生所に、死んだニワトリが増えていると連絡があり、高病原性鳥インフルエンザの簡易検査をしたところ、13羽中11羽で陽性が確認されたということです。今後、遺伝子検査で陽性が確定した場合、飼育する全てのニワトリ約137万羽が殺処分されます。これは、国内では今季、最多とみられます。県内では11月20日に肉養鶏を飼育する横浜町の養鶏場で今季初めてとなる高病原性鳥インフルエンザの発生が確定し、ニワトリ約12万2000羽が処分されています。