天皇陛下は、山の愛好家たちが集う「日本山岳会」の創立120周年を祝う式典に出席されました。

午後3時ごろ、天皇陛下は東京・新宿区のホテルに到着し、日本山岳会の会長らと笑顔で挨拶を交わされました。

その後、式典会場に足を運び、およそ500人から拍手で出迎えられました。

陛下は、1987年から日本山岳会の会員で、会員番号は10001番。

5歳で初登山して以降、170以上の山を登ったことがあるなど、登山好きとして知られていて、2016年、皇太子時代には日本山岳会の機関誌に「歴史と信仰の山を訪ねて」と題した特別寄稿を寄せられていました。

式典に先立ち、会員らの登山活動を報告するパネルを鑑賞し、「若い登山家が育ってきていますね」と話されたということです。