青森県内のガソリンと灯油価格が2週連続で値上がりしました。高止まりしていた原油価格が下落する一方、これまでの上昇分の小売価格への転嫁が進んでいます。

資源エネルギー庁が発表した12日時点の青森県内のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均金額は163.1円で、前週から0.6円値上がりしました。また、灯油の店頭価格は1リットル当たり106.3円で、前週から0.7円値上がりしました。ともに2週連続の値上がりです。石油価格を調査している石油情報センターは、世界的な景気減速の懸念から原油価格が下落する一方で、これまで上昇してきた分の小売価格への転嫁が進んだためと分析しています。この流れは来週も大きく変わらず、ガソリン・灯油価格とも「横ばい」で推移すると見ています。