青森県平川市の猿賀神社で、年越しそば用のそば粉のおはらいが行われ、関係者が県産そば粉の消費拡大や新しい年の口の福、「口福(こうふく)」を祈願しました。
平川市の高砂(たかさご)食品では、15年前から年越しそば用のそば粉のおはらいを猿賀神社に依頼しています。祭壇には五所川原市金木町で収穫された132キロのそば粉が供えられ、神職によるおはらいが行われたあと、山谷敬(やまや・たかし)宮司が県産そば粉の消費拡大や商売繁盛を願う祝詞を読み上げました。そして高砂食品とそばを販売する紅屋商事の関係者が玉串を捧げ、新しい年も幸せに食べられますようにと、「口福」を祈願しました。
※高砂食品阿部一栄営業課長
「細く長く健康に長寿を願って、ご祈祷に参加させてもらっています。出来れば「ざる」とか「冷やし」にして、そば本来のおいしさを味わってほしい」
高砂食品では、おはらいを受けたそば粉を使い、「猿賀そば」の商品名で2食入りの年越しそば、約1300パックを作ることにしていて、26日から紅屋商事の青森県内19の店舗で販売されます。