俳優の中村獅童さんが、「ポケトーク搭載!“超歌舞伎”人力車お披露目・試乗会」に登壇しました。
4日から開催の超歌舞伎Powered by IOWN『世界花結詞』のキービジュアルがラッピングされた人力車が期間限定で登場。人力車にはAI同時通訳「ポケトーク」が搭載されており、言語の壁なく、歌舞伎座を拠点に銀座の街を走行します。
ポケトークについて聞かれた中村さんは、"もう言葉の壁っていうのがこれからどんどんなくなっていって、非常に便利な世の中になってきたなと思います。”と話しました。
超歌舞伎について中村さんは、”2016年にニコニコ超会議のイベントの一環として始まった超歌舞伎で、まさか自分たちも10年続くとは思ってなかった。”と明かし、”2年前に歌舞伎座でやっとやらせていただくことができまして、徐々に超歌舞伎というものが定着してきてるのかなっていう風に思います。”と実感している様子。
初音ミクとの共演についても、”もう10年やってますからね。今回は初出演の役者さんも多いので、彼らはまだちょっと戸惑ってましたけど、僕は10年やってるんで、ミクさんとは阿吽の呼吸です。”と自信満々に答えました。
また、”我々の超歌舞伎でございますけど、ミクさんは永遠に歳を取らないので、我々がこの世を去った後、もしかしたらこの作品が300年、400年残ってくれたら嬉しいと思いますし、400年後に私のAIが「超歌舞伎で初演からずっと演じてきた中村獅童です。」って400年後のお客様にご挨拶してるっていう時代も来るのではないかという風に思っております。”と、語りました。
歌舞伎との違いについて聞かれると、”超歌舞伎では見たことのない景色というものを作りたいと思っておりましたので、皆様が本当にペンライトを高く挙げてくださって、それが演出効果の1つにもなって非常に美しい風景というのも作ることができたのではないかなという風に思ってます。”と笑顔。
今回は超歌舞伎が歌舞伎座で行われることについて、”歌舞伎座では今度2度目ということで。やっぱり東京・歌舞伎座というのが我々のホームグランドだと思っておりますので、また感慨深いものがございます。超歌舞伎っていうものは、我々、古典歌舞伎、そして最新技術との融合でございますが、古典歌舞伎、過去へのリスペクト、未来へのロマンということで、夢を持って熱い気持ちで生きていきたいと思います。”と語りました。
また、獅童さんは”今回、子ども呼べばよかったかな。子どもたち人力車大好きなんです。今日子供たちより朝早く家を出るときに「パパどこ行くの?」って言われちゃって(笑)歌舞伎座に決まってるだろって言いましたけど、子どもたちにこれ見たら「いいな~」って言われるかもしれないのでニュースは見せないようにします。”と笑いました。
【担当:芸能情報ステーション】














