インドネシア西部スマトラ島の豪雨で孤立状態となっていた8人の日本人について、外務省は7人の避難が完了したと明らかにしました。残る1人は本人の希望で現地に残ったということです。

インドネシアのスマトラ島では、先月25日ごろから続いた豪雨により広範囲に洪水や土砂崩れが発生し、甚大な被害が出ています。

スマトラ島のアチェ州でも道路や橋が寸断され、日本人8人が現地のホテルに足止めをされていましたが、外務省によりますと、現地時間の午前、インドネシア当局などが手配した小型機で7人がメダン市に避難しました。全員、健康状態に問題はないということです。

残る1人については強い希望があり現地に残ったということですが、外務省によりますと、本人とは連絡が取れる状態にあり、ホテルには十分な食料も確保されているということで、今後も定期的に状況を確認していくとしています。