「新しい地図」の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが30日、「応援のチカラ プロジェクト」発表記者会に登壇しました。
本イベントは、来年3月に開催されるミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会に向け、出場予定の日本代表選手へ応援メッセージやアートの制作を行うプロジェクトのキックオフとして行われるもの。3人がスペシャルアンバサダーをつとめることが発表されました。
稲垣さんは“応援される(選手)側はもちろんですけど、応援する方も相手から力や勇気をもらえる。応援は一方通行ではない。きょうのイベントで気持ちがまた高まりましたので、3人で力を合わせて、パラリンピックをサポートして、そして皆さんにも応援していただきたいなと思っています”とアンバサダーとしての意気込みを語りました。
車いすカーリングの日本代表に内定した小川亜希選手と飯野明子コーチとのトークセッション中、競技の最中に選手とコーチで意見が割れることがあるが、最終的にはプレイヤーの意見が優先されるという話題に。これを踏まえ、記者から、新しい地図で意見が割れるときは3人のうち、誰の意見が優先されるのかと聞かれると、3人はしばし顔を見合わせ無言になり考え込む様子を見せました。
稲垣さんは“それぞれの意見はあった方がいいし、それが個性ですから。ずっとグループとしてやってきているので当然のことなんですけど。ただそれがぶつかりあってネガティブな方向にいくことはない。やっぱり時に意見を言い合って、ぶつかるというよりは話し合うということが大切。お互いの性格をよく分かっているので、出るところは出て、引くところは引くっていうような感じでやってきている”と3人の中でバランスをとっていると話すと、草彅さんは首をかしげながら、“え?吾郎さん、引くところは引いてるんですか?そうなんですか?”とやや訝しげな表情。
そんな草彅さんは、“2人とも全く僕と考えが違うので、やっぱり同じ人がいてもつまらないですよね。こんなに考えが違うんだっていつも僕は楽しみを見出しているというか。それを自分のなかに落とし込んで新しい道を見つけるので、2人は僕の道しるべですね。”と話しました。
そんな2人のやりとりをうんうん、と頷き静かに聞き入っていた香取さん。最後におもむろに口を開き、“2人に(意見を)譲って、譲って…で、僕のなかでまとめた、僕の意見をスタッフに伝えています”と報道陣に向けてにっこり。
稲垣さんが、“それって…意見を受け入れてもらってるような気がしているけど、最終的には香取君の意見(が優先される)ってこと?”と聞くと、香取さんは“そうですね。(2人は)案外気付きません!”と即答。会場の笑いを誘いました。
SMAPが解散して来年で10年。稲垣さんは“解散してから10年、そんなに経ったんだな…”としみじみ。
“これからも2人には力を貸してもらって、僕も少しでも2人の力になれるよう、この3人の絆を信じながら、これからも新しい地図を広げていきたい”と、来年に向けて決意を新たに。草彅さん、香取さんも力強く頷きました。
【担当:芸能情報ステーション】














