低気圧や前線、寒気の影響などで広い範囲で、12月初日となる1日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。気象庁は北日本から西日本では、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、ひょうに注意するよう呼び掛けています。
気象庁によりますと、低気圧が前線を伴って急速に発達しながら日本海からオホーツク海に進み、低気圧からのびる前線が北日本から西日本を通過する見込みだということです。
前線や低気圧に向かう暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定となる所があるとしています。
北日本から西日本では、あす1日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるほか、ひょうが降る恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
また気象庁は、3⽇から4⽇ごろにかけては強い寒気が南下するため、北⽇本や東⽇本⽇本海側を中⼼に降雪量が多くなり、⻄⽇本⽇本海側でも積雪の恐れがあるとしています。
今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、3日ごろから北日本から西日本の日本海側を中心に雪となり、九州や四国、近畿でも雪となる所がありそうです。また、新潟など北陸では、雪の降り方が強まる時間帯もある見込みです。














