南シナ海にある熱帯低気圧が29日午後3時までに台風に発達する見込みです。その後台風の進路は徐々に北に変化する見通しです。

気象庁によりますと、28日午後3時現在、この熱帯低気圧は南シナ海に位置し、北緯4度20分、東経104度00分付近を北北東にゆっくりと進んでいます。中心気圧は1006hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sとなっています。

熱帯低気圧進路予想図　28日午後3時　気象庁
熱帯低気圧進路予想図（拡大図）28日午後3時　気象庁

▼24時間後の29日午後3時には台風に発達し、北緯5度25分、東経107度10分付近を東北東に時速15kmで進む見込みです。中心気圧は1002hPaに低下し、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sまで強まる予想です。

▼48時間後の30日午後3時の予報では、台風は北東方向に時速15kmで進み、北緯7度55分、東経109度40分付近に達する見込みです。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sと予想されています。

▼12月1日午後3時には熱帯低気圧に弱まり、北緯9度35分、東経109度40分付近を北にゆっくりと進む見込みです。中心気圧は1008hPaまで上昇する予想です。