毛布はふとんの上?下?どちらが暖かいのか?取材しました。
■毛布は「布団の下」or「布団の上」 寝具のプロの見解は?

日比麻音子アナウンサー
2021年、Nスタで何度もお伝えしたこちら、覚えてますよね?私はNスタのおかげで寝方を変えたんですが、掛け布団の下に毛布を入れるべきか、掛け布団の上に置くべきか、どっちがいいのか。井上さん、どっちでしょうか?
井上貴博キャスター
私もずっとそうなんですが、布団の上に毛布は置くべきです。

日比アナウンサー
そうです。もちろんどちらでも暖かいと思うんですが、Nスタでは布団の上が一番いいよとお伝えしました。

日本で最も豪雪地帯と言われている場所にある、青森県の酸ヶ湯温泉旅館さんに聞いてみました。やはりこちらでも、お客さんに勧めているのは「毛布は布団の上で」と。「体感的には暖かいと感じています」とおすすめしているそうなんですが・・・

SNSを調べてみると、「あまり実感がない」という声が聞こえてきたんです。

では、寝具のプロ、ふとんメーカー西川の広報担当者に、どちらがいいか聞いてみました。すると「毛布は布団の下をおすすめしています」ということなんです。
具体的に、快眠に重要なのは温かいだけではなくて、ジメジメNGで、「湿度」というのが大事なんだそうです。寝ている間に湿度がちゃんと逃げていくかどうか。今は毛布に関しても、肌触りがよく放湿性に優れた高機能なものがあるので、その場合には「布団の下に毛布が快適です」と。
自然素材を使っているものですと、こういった放出性に優れているものがあるので、布団の下でもいいんじゃないかと。一方、マイクロファイバーといった素材のものは、布団の上がいいんじゃないか、という事だったんです。
ホラン千秋キャスター
素材によって変えた方がいいということですね。
井上キャスター
いま、チクチクしないものがあるということですか?あのチクチク感が嫌で、上にかけていました。
日比アナウンサー
今はさらっとした触り心地の良いものも、放湿性があるものもあるということなんですね。