タイ南部を襲った大規模な洪水で、タイ警察は100人以上が死亡したと発表しました。一方、インドネシアでも豪雨災害で49人が死亡しています。

タイ南部では先週以降、大雨が続き、ソンクラー県の市街地などは大規模な洪水で壊滅的な被害を受けています。

タイ警察は27日、洪水によって100人以上が死亡したと発表しました。

水は徐々に引いているものの、孤立状態となっている地区も多く、ヘリコプターを使った救助活動などが続けられています。

隣国マレーシアでも大きな被害が出ていて、ロイター通信は2人が死亡したと伝えています。

また、インドネシア西部のスマトラ島では豪雨による土砂崩れなどが各地で発生し、AP通信によると、これまでに49人が死亡したほか、67人が行方不明となっています。