仙台市内の公園などで車止めのポールを盗んだとして、逮捕・起訴されている被告の男について、警察は別の公園などでも同様の犯行を繰り返していたとして11月27日までに追送検しました。被害総額は約850万円に上るということです。

窃盗の疑いで仙台地方検察庁に追送検されたのは、仙台市青葉区台原3丁目の58歳の無職の男です。

警察によりますと、男は2025年6月頃から8月頃までの間、仙台市と富谷市の公園やマンションなど70か所で車止めのポールや南京錠合わせて251点、時価約836万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

男は、これまでにも同様の容疑で2度逮捕され、10月に起訴されています。今回の容疑を含めると、被害総額は約850万円に上ります。

盗んだポールなど合わせて2.2トンは宮城県内2か所の買い取り業者に20回にわたって売られていて、男は約32万円の利益を得ていたとみられています。


警察の調べに対し、男は「借金返済に充てた。生活が苦しかった」「金属ポールなら簡単に盗めて金になると思った」などと話し、今回の容疑について認めているということです。














