岩手県内の農業高校や、工業高校、商業高校などに通う生徒たちが日頃の学びの成果を発表するフォーラムが27日盛岡市で開かれました。

この「県産業教育フォーラム」は、県教育委員会と県産業教育振興会が毎年開いているもので、2025年は県内15の高校の生徒や教員など合わせて150人が参加しました。
フォーラムでは、生徒たちが日頃の学びの成果を発表し、このうち盛岡農業高校の池田梨紗さんは、鶏や豚の飼料にこれまで廃棄されていたチーズ製造の副産物「チーズホエイ」を活用した取り組みについて発表しました。

(盛岡農業高校 池田梨紗さん)
「捨てるなんてもったいないと視点を変えて利用すると、みるみる価値のあるものに変わることを私は課題研究活動を通して学んでいます」

会場には学校での実習で使用される道具や制作された作品が展示され、訪れた人たちが生徒たちの取り組みへの理解を深めていました。














