クルマ社会の富山で避けては通れないガソリンの話題。政府の補助金の増額により段階的な値下がりが続く中、県内ではレギュラーガソリンの販売価格が160円台となりました。ドライバーからはさらなる値下がりを願う声が聞かれました。
「オーライ、オーライ」
富山市千原崎(ちはらざき)にあるガソリンスタンド。27日時点でのレギュラーガソリンの価格は、1リットル172円ですが――。

北日本物産岩瀬給油所 吉田秀也所長
「週末あたりには値下げを考えている」

こちらの店では、今ある在庫を売り切った後、今週末をめどにレギュラーで5円、軽油で2円値下げを行うということです。
北日本物産岩瀬給油所 吉田秀也所長
「おそらく年末までには、20円近くお安くなるのかなと」
石油情報センターによりますと、富山県内のレギュラーガソリンの販売価格は、25日時点で前の週と比べて1.3円下がり、169.6円となりました。3週連続の値下がりで、おととし5月以来の160円台です。

政府は27日からガソリンの補助金を1リットルあたり20円に増額。12月11日には補助金が25.1円となり、大晦日の暫定税率廃止までに159円となる見通しです。

給油に訪れたドライバーからは――。
Q.「ガソリンの価格は」
男性
「やっぱり税金の塊だね」
男性
「25円下がるとは言っとるけど、もっと下げて欲しいね」
車が必需品の富山。店側もさらなる値下がりに期待を寄せます。
北日本物産岩瀬給油所 吉田秀也所長
「安くなって地域が活性化してみんながガソリン使っていけばいいと思います」















