岩手県内屈指の豪雪地帯、西和賀町に冬の保存食として伝わる大根の一本漬け。
2025年も町の第3セクターがダイコンの収獲と漬け込みの作業を進めています。

西和賀町の第3セクター 西和賀産業公社は、町内にある自社の畑で一本漬けなどに使うダイコンを育てていて、晩秋の今がまさに収獲の時期です。

(産業公社 菊池国博さん)
「いいんじゃないですかね、肌も。洗ってみないとわからないですけど。」
「きれいですね!」
「大丈夫かと思います」

育てているダイコンは夏に種をまく「夏の翼」という品種で、暑さに強く、まっすぐ育ちやすいという特徴があるといい、一本漬けにも適しています。

地域を代表する冬の味覚「大根の一本漬け」。
豪雪地帯の厳しい冬を乗り切るための貴重な食料として古くから重宝されてきた特別な漬け物で、程よい塩加減とパリパリとした食感が人気です。

収穫されたダイコンはすぐに洗浄され、大きさごとに選別され、基準を満たしたダイコンだけを使用します。














