岩手県内で感染が猛威を振るっています。先週のインフルエンザの患者数の平均は83.43人で、3週続けて警報の基準値を上回り、統計開始以来過去最多を記録しました。
11月17日から23日までの1週間に報告のあった県内の1定点医療機関あたりのインフルエンザ患者数の平均は83.43人でした。これは県が1981年7月に統計を開始して以来、過去最多です。前の週の55.9人と比べると27.53人と大幅に増えていて、3週続けて警報レベルの基準値である30人を超えています。
県内に10ある保健所別にみると、滝沢市や紫波町などの県央が163.75人と最も多く、警報基準値の5倍を超えていて、次いで北上市や花巻市を含む中部が140.83人、奥州が133.50人と3桁台になっています。他に盛岡市の61.00人など、大船渡を除くすべての保健所で警報基準値を超えています。
県内では学校など教育施設の休業措置も多い状態が続いていて、今シーズンに入って26日時点で延べ321件と、2024年の同じ時期の12件を大幅に上回っています。
県は予防方法としてマスクの着用、手洗いや手指の消毒といった基本的な感染対策の徹底を呼び掛けています。また、体調不良を感じたらマスクをして医療機関を受診するよう勧めています。
注目の記事
「これが人間の顔なんだろうか」事故で亡くなったバリスタの男性(当時29)母親が語る二次被害「交通遺族は賠償金が入るからいいですよね」【前編】

クマに襲われたラーメン店員 無我夢中で殴り『大外刈り』で投げ飛ばし撃退 右脇腹周辺を骨折・顔から流血しながらも戦った57歳の男性店員が語る緊迫の状況「顔に飛びかかってきた…」 クマはまるで『丸太』

【判決の深層】「儀式」と称した11歳少女への性交事件 実母、友人、その子どもたち…34歳の男を頂点とする異様な"コミュニティ"の全貌と支配

南極オゾンホール「南極大陸の1.6倍 依然として大きい」気象庁が発表 回復への道のりは?

「なぜ裸?」子どもの質問に小島よしおは…1歳児の子育てに奮闘しながら実践「妻と熱量を同じに」月イチで夫婦は…トークショーで明かした“小島流子育て論”の正体

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患









