インフルエンザの感染が拡大し、山口県全域に26日、インフルエンザ流行発生警報が発令されました。去年より4週早い発令となっています。

県によりますと、今月23日までの1週間に県内63の医療機関で感染が確認された人は2754人で、医療機関あたりの報告数は前の週の25.92人から43.71人に増えました。30人以上を基準とする警報レベルを超えたため、県は、去年より4週早く県全域にインフルエンザ流行発生警報を発令しました。

環境保健所別では多いほうから山口で88.88人、周南で55.91人、防府で53.4人、などとなっています。県は今後、さらなる感染拡大が見込まれるため、人込みを避けるよう心がけることや、こまめな換気・手洗い、重症化予防のため早めのワクチン接種の検討を呼びかけています。