北海道東神楽町のボランティアグループ「花のまち 花くらぶ」が、全国花のまちづくりコンクールで、全国924件の応募の中から大賞に次ぐ優秀賞を受賞しました。

全国花のまちづくりコンクールは、花によるまちづくりを普及・定着させるために1991年から行われています。

今回、優秀賞に選ばれた「花のまち 花くらぶ」は当時東神楽町の地域おこし協力隊員だった滝澤ゆかりさんが「花のまち」を掲げる東神楽町の植樹ますにフキが生い茂っているのが気にかかり、植樹ますをきれいにしようと一緒に活動するメンバーを募集、2020年から活動を始めました。

「花のまち 花くらぶ」の活動の様子(提供:東神楽町「花のまち 花くらぶ」)

「花くらぶ」は「できる人が・できる時に・できるだけ」をモットーに活動していて、今は町内の50~70代のメンバー16人が4月から10月の間は毎週土曜日に集まって雑草を取ったり、シバザクラやガウラなどの宿根草の花などを植えたりする活動を行っています。

また冬の間もメンバーの絆づくりのために、月に2回集まって活動をしています。

今回の優秀賞は、団体や個人など5件が選ばれた大賞に次ぐ賞で、全国から11の団体や個人などが選ばれました。

東神楽町は、町として2000年に最優秀賞に選ばれていますが、町内の団体が受賞するのは初めてです。

「花くらぶ」代表の滝澤さんは「受賞は励みになる。継続が大事なので、仲良く続けていきたい」と話しています。

このほか、北海道からは、恵庭市立恵み野中学校が学校部門で優秀賞を受賞しています。