3連休、静岡県内は日差しに恵まれ、絶好の行楽日和となりました。多くの名所で紅葉が見頃となっていて、西部・中部・東部・伊豆、それぞれの紅葉スポットを取材しました。

静岡県森町の「小國神社」です。境内を流れる宮川沿いなどに植えられている大小約1000本のモミジが秋の色に染まりました。連休最終日の11月24日は、多くの人が訪れ、色鮮やかな木々を写真に納めていました。
<観光客>
「今年の紅葉はすばらしかった」
<観光客>
「川とモミジが自然を感じられていい」
「みんなで集まって写真が撮れるので、すごくいい思い出になった」
<小國神社 打田雅臣権宮司>
「赤色だけでなく、黄色、緑、様々な色があるので、季節の移ろいを楽しんでいただければ幸い」

静岡県川根本町の観光地・寸又峡でも紅葉が見頃を迎えています。
<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
「川根本町の観光地・寸又峡です。きれいな赤の帯ができていますね。非常にまぶしいです。夢のつり橋です。湖畔の木々が、黄色く色付いています。日の注ぎ方的には日陰になっていますが、それでも多くの観光客の姿が見えます」

<滝澤キャスター>
「静岡市の山間にある井川湖です。湖のそばの木々が色付いています。そして、その紅葉が湖に反射しています。湖に映る紅葉も見応えがあります。井川と言えば、県内屈指の寒い地域ですけれども、短い秋の美しい光景が広がっています」

<滝澤キャスター>
「富士市の須津川渓谷です。バンジージャンプができる観光地として知られています。今まさに準備している方でしょうか、観光客の姿が見られます。そして眼下には紅葉が広がっています。この時期のバンジージャンプは、紅葉に飛び込むような感覚が味わえるかもしれません」
「須津川渓谷の大棚の滝です。滝が流れる風流な様と、周辺の紅葉の共演が非常に贅沢です」

御殿場市にある皇室ゆかりの邸園「秩父宮記念公園」です。2025年は、色付きが例年よりもやや遅いということですが、日の当たる部分を中心に紅葉が進んでいました。
<訪れた人>
「色合いがすごく良く、その隙間からブルーの空が見えて、それがまた最高」
「心も癒やされて広いので、子どもも走れて大人も楽しめていいかなと思い、いつも選んでいる」
“食欲の秋”も満喫できます。

<秩父宮記念公園 齋藤雅斗園長>
「季節ならではの食事も楽しめるようになっている。今は、ショウガごはんのプレートや里芋のトーストといった野菜を使ったメニューがメインになっている」
11月28日から30日には、紅葉のライトアップイベントも予定されています。

<滝澤キャスター>
「伊豆・修善寺の虹の郷かいわいの上空です。遠くから見ていても紅葉の赤が印象的です。えんじ色にも見える深い赤、そしてオレンジ、さらには芝生の緑、広がる池、この時期ならではの光景です」
県内の山麓などの紅葉の見頃は、おおむね11月いっぱい。
“秋が短くなった”とも言われるからこそ、季節が織りなすグラデーションを最後の最後まで満喫したいものです。














