日中関係の緊張が高まるなか北京の日本大使館では日本の本を展示するイベントが開かれ参加した中国人からは「民間交流は続けるべきだ」という声が聞かれました。

きょう(22日)、北京にある日本大使館で開かれた「JapanBookfair」には日本のアニメキャラクターの本や日本の動物に関する本などが展示され、多くの来場者でにぎわいました。

およそ400人が来場したということです。

中国人の参加者
「面白いと思います。馴染みのあるアニメの本がありました。民間交流の面では互いに尊重し理解しあった方がよいと思います」
「日本の料理や地理を紹介する本はとても気に入りました。両国の民間交流はこれからも続けた方がよいと思います」

金杉憲治大使はあいさつで「書籍が日中交流のツールとして活躍していることを改めて実感した」としたうえで、「今回のイベントを通じて日本への理解を深めていただきたい」と期待感を示しました。