静岡県静岡市清水区の庵原川で11月17日、アユやサワガニなど約500匹の魚類が死んでいるのが見つかりました。

静岡市によりますと、11月17日午後5時半に住民から「川で魚が死んでいる」などと市に通報がありました。翌日の18日に市の職員が現場を調査したところ、静岡市清水区の神明川合流点(神明橋)から庵原川河口(新袖師橋)までの約2キロにわたり、アユやサワガニなど約500匹の魚類が死んでいるのを確認しました。市は河川管理者の県土木事務所に情報を共有し、県が回収作業を実施する予定だということです。

市は、原因について「現段階では不明」としています。現地での河川の水の簡易検査では異常は確認されず、死んだアユの外観にも異常は認められなかったということです。

今後、河川上流部の事業者への聞き取り調査を実施するとともに、死んだアユや川の水を採取し、市環境保健研究所で分析を行うとしています。結果は早けれな今週中に判明する見通しです。