静岡県教育委員会は、下田・松崎・稲取の3つの県立高校を2028年度から1校とし、「キャンパス制」を導入すると発表しました。

県教委は11月5日、賀茂地区特有の地理的条件や公共交通機関の状況を踏まえ、下田・松崎・稲取の3つの県立高校について、2028年度から1校として機能させる「キャンパス制」を導入すると明らかにしました。

地域全体で多様な学びの選択肢を提供したいとしています。

公立高校のキャンパス制導入は県内では初めてで、下田を本校、松崎・稲取を分校とし行事や部活動の一部を合同で実施するということです。

入試は現在と同様に、各キャンパスごとに行われます。

また、賀茂地区の中学3年生の生徒数は、2027年から2028年にかけて40人減少する見通しとなっていて、下田高校南伊豆分校は2029年度末で閉校するということです。