JR東日本は12日、交通系ICカード=Suica(スイカ)を利用できる改札システムを来年5月から奥羽本線の青森ー弘前間の駅で導入することを発表しました。
JR東日本によりますとSuica(スイカ)が利用できるようになるのは北東北3県の45駅で、このうち青森県内は奥羽本線の青森ー弘前間の駅10か所が対象となります。
利用開始は2023年5月27日で、これらの駅では青森市が提供する「AOPASS(アオパス)」や県外の交通機関で発行した地域連携ICカードなども利用可能です。
一方でICカードの利用は10か所の駅の間だけとなり、青森・弘前間にある駅から乗車して、エリア外の駅で降りる場合には、これまで通り切符の購入が必要となります。JR東日本は対応エリアの拡大について、管内の路線での利用状況などを踏まえて検討するとしています。