津山市にある私立大学美作大学の公立化について有識者検討会議がとりまとめた報告書が提出されました。市は報告書を元に検討を進め今年度中に一定の方針を示す予定です。
有識者検討会議は、今年6月から5回開かれ公立化にともなう支出や大学がもたらす経済効果などが議論されてきました。

きょう(13日)の報告書では、美作大学を地域の経済・文化を支える代替困難な存在と評価したうえで、公立化は、市の財政負担リスクを伴うことも触れられ、大学の魅力向上に向けた努力が不可欠などと提言されています。
美作大学を運営する美作学園は去年1月少子化による志願者の減少にともない「今後の運営が困難」として津山市に公立化を求める要望書を提出していました。
(美作大学の公立化に関する有識者検討会議 西山修会長)
「地域の未来、町づくりを思い描きながら議論を進めてまいりました報告書もそういった内容になるよう務めたところです」

市は今年度中に公立化について一定の方針を示す予定です。














