WMO=世界気象機関は、2025年の北極圏の海氷面積が「観測史上最も小さくなった」と発表していますが、北海道の面積に匹敵する海氷が毎年失われていることが分かりました。
WMOが発表した報告書によりますと、北極圏で今年最大だった海氷面積は、3月に記録した1380万平方キロメートルで、年間の最大域としては観測史上最も小さくなりました。
気象庁が公開している北極圏の海氷分布図によりますと、観測が始まった1978年と比べて、2025年の海氷のエリアが激減していることが分かります。
1年間で最も小さくなる時期で比べると氷の減少は顕著で、毎年、北海道の面積に匹敵する海氷が失われているということです。
WMOの報告書では、南極圏の海氷面積も史上3番目の小ささだったということで、長期的な海面の上昇傾向は続いていると指摘しています。
「パリ協定」では世界の平均気温の上昇幅を産業革命前の水準から1.5℃までに抑える目標を掲げていますが、WMOの事務局長は「今後数年間で地球温暖化を1.5℃に抑えることは、事実上不可能であることが明らかになった」と懸念を表明しています。
注目の記事
「もうダメかなと…」熊本地震で1階が全壊した実家 「助けてくれ」絶望のなか聞こえた父の声…地域住民がチェーンソーを手に繰り広げた“2時間の救出劇”

高速道路のサービスエリアのトイレでお尻から大量に出血し、痙攣している男性…「床一面にサラサラとした血が…」居合わせた人たちの行動に反響 高速バスの10分休憩で対応し、時間が過ぎてしまったけれど…「日本は良い国、すごい国」

【独自】粗悪モバイルバッテリーの闇 容量は10分の1… 会社は「もぬけの殻」 徹底追跡で判明

ネズミも「いろんな気持ち」で鳴いていた 若手研究者の気づきから定説に“新提案”

「7秒」で生死分ける戦場 ドローン攻撃を再現…“完全非公開”施設でのAI訓練の実態 日本進出へ開発者の本音

「自分の言葉が偽物に思えた」 カンボジアの青年からの問いが変えた、81歳女性の人生【戦後81年】









