豊漁により漁獲枠を超えたため、一部で停止命令が出ているスルメイカ漁について、水産庁は年間の漁獲枠を1800トン引き上げる案を示し、了承されました。ただ、依然、漁獲量が枠を超えているため停止命令は続きます。
きょう開かれた国の審議会では、スルメイカ漁全体の漁獲枠を現在の2万5800トンから2万7600トンに引き上げることで了承されました。9月にも増枠していて、連続の引き上げです。
長年、漁獲量が減少していたスルメイカ漁ですが、今年は一転、海水温や黒潮の流れの変化などから異例の豊漁となっていました。
その結果、小型イカ釣り船による漁獲枠の上限は超えてしまったため、今月初めに漁の停止命令が出されています。
小型船の漁獲枠も今回引き上げられましたが、すでに漁獲量が上回っているため、今後も漁の停止命令は続くこととなります。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









