トゥレット症と闘う配達員の男性が、Uber Eatsの本社で講演しました。
10月30日、東京の「Uber Eats Japan」本社で講演したのは、名古屋市中区の配達員、棈松怜音さん(31)です。

棈松さんは、意思に反して大きな声が出たり体が動いたりする「トゥレット症」と向き合いながら、配達アプリのメッセージ機能を通じて、自らの症状を客に伝え続けてきました。

講演会では社員を前に「自分に合う働き方に出会えて救われた」と感謝の気持ちを伝えた上で、自身の経験を語りました。
(棈松怜音さん)
「この病気を知ってもらわないと、僕ってこの先、楽しく生きられないんだろうなって思ったときに、広めなきゃって思って、そこからメッセージをお客さんに送るようになった」

(講演会を聴いた社員)
「自分たちがやってる仕事が社会の役に立ってるんだなって、Uber Eatsだからこそ活躍できている方もいるんだなっていうので、すごく感動した」

棈松さんは講演会のほかに、学校への出前授業などを通じてトゥレット症について知ってもらう活動を続けています。

 
   
  













