農産物の国際認証規格・グローバルGAPの国際会議が9日、青森県藤崎町で開かれ、SDGsに対応した責任ある持続可能な農業の実現に向けたGAP認証の役割などが話し合われました。

これはGAP普及推進機構がGAP認証の役割を国内外の関係者に深く知ってもらおうと開いたもので、青森県での開催は初めてです。9日はリモートを含めて200人余りが参加して、海外の事例や生産、加工、流通など様々な分野でのグローバルGAPに対する取り組みが発表されました。このうち、地方の生産者の立場から黒石市の農業法人・アグリーンハート代表の佐藤拓郎さんが地域農業におけるグローバルGAPの有効性などを紹介しました。

※アグリーンハート 佐藤拓郎さん
「土をつくるために人をつくらなければいけない企業(農業法人)は常に人材育成と向き合うここにグローバルGAPが一番役立っている」

会議にはグローバルGAPの認証を受けている青森県内の農業高校2校の生徒たちも参加していて、パネルディスカッションで自分たちの取り組みを披露しました。