日本によるロシア産LNG=液化天然ガスの輸入について、アメリカのベッセント財務長官は、今後、減少していくとの考えを示しました。将来の輸入停止が念頭にあるものとみられます。

アメリカ ベッセント財務長官
「日本はLNGの10%ほどの量をロシアから輸入しているが、時間をかけて、その依存度は減っていくことになるだろう」

ベッセント財務長官は30日、「FOXビジネス」の番組でこのように話したうえで、アラスカ州で進められているLNGの大規模開発に日本が参加することで、ロシア産の減少分を補うLNGが得られるとの考えを示しました。

また、中国の習近平国家主席も、トランプ大統領との首脳会談で、アラスカ州のLNG事業への参画に関心を示したとしています。