岡山県はきょう(30日)県内全域にインフルエンザ注意報を発令しました。

岡山県によりますと、今月26日までの1週間で、県内のインフルエンザの患者数が、指定医療機関1か所あたり2.88人となり、流行開始の目安となる1人を上回りました。これを受けて岡山県はきょう県内全域にインフルエンザ注意報を発令。その後、保健医療や教育関係の担当課が集まり、ワクチンの供給状況やさらなる流行拡大に備えた対応などを確認しました。

(岡山県疾病感染症対策課 原誠課長)
「年末にかけて早いタイミングでピークが来ることも予想されるので、基本的な感染防止対策など早めの取り組みをお願いしたい」

この時期の注意報発令は、2000年以降、3番目の早さだということで、岡山県は、マスクの着用や手洗い・消毒などによる対策を呼びかけています。