ビーチスポーツ「フレスコボール」で、世界大会への出場を決めた岡山市の男性がいます。「フレスコボール」とはどのような競技なのか、また、世界に挑む今の思いも聞きました。
打ちやすいところへボールを返す“思いやりのスポーツ”

「よーし、ナイスだ!OK!」

2人でチームを組み、交互にボールを打ち合う、ブラジル発祥のビーチスポーツ「フレスコボール」です。5分間の制限時間の中で、ラリーの回数やスピードなどを競います。

大切なのは、相手の打ちやすいところへボールを返すこと。

「思いやりのスポーツ」とも呼ばれる「フレスコボール」を私も体験してみました。

(岡田美奈子キャスター)
「けっこうこれ、相手が打ちやすいところに返すっていうのは技術がいりますね」
「Qフレスコボールの魅力ってどういうところですか」

(井上和明さん)
「いい球もあれば、それた球もあるけど、それをお互いにカバーしていくっていうのがこの競技の醍醐味になるかなと」

岡山市在住の井上和明さん、53歳です。この競技を初めて3年。

50歳以上の部「マスターカテゴリ」で今シーズン日本ランキング1位となり、12月にブラジルで行われる世界大会への出場権を獲得しました。

(井上和明さん)
「達成感とちょっとほっとした部分と、いろんな思いがあったんですけど、笑顔でその瞬間を迎えられましたね」
 
   
  













