広島市西区で27日午後、キャリアカーと自転車が衝突し、自転車に乗っていた高齢の男性が死亡する事故がありました。

27日午後2時15分ごろ、広島市西区井口明神の市道で、「ガシャンという音が聞こえて、振り返ったら男性が倒れていた」と通行人から110番通報がありました。警察によりますと、走行中のキャリアカーと、横断歩道を横断中の自転車が衝突。自転車に乗っていた広島市西区草津南に住む無職・木村孝彦さん(88)が意識不明の状態で広島市内の病院に運ばれましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。

現場は、高架下にある一車線の一方通行道路で、木村さんは道路の横にある駐輪場から自転車に乗って、信号のない横断歩道を渡っていたとみられています。

警察はキャリアカーを運転していた男性から任意で話を聞くなど、事故の詳しい原因を調べています。