岡山県笠岡市の市民グループが市議会議員の定数削減を求める請願書を議会事務局に提出しました。

笠岡市議会を訪れたのは、市民グループ「笠岡市議会議員の定数を考える会」のメンバーです。

市議会の辻田尚史事務局長に請願書を手渡し、現在20人の議員定数を18人以下に削減することを求めました。

請願書では、市の「財政健全化プラン」による予算削減により、イベントなど文化活動の縮小や、高齢者や障害者の福祉に関するしわ寄せがあると指摘。市の規模に見合った議員数に削減して捻出した予算を、市民のために使ってほしいと要望しています。

(笠岡市議会議員の定数を考える会 加藤秀生会長)
「議会の中でみなさんで検討していただいて、じゅうぶんに町の声も聞いていただいて、その中で適切な判断をしていただきたい」
請願書について議会事務局は、議長と相談のうえ委員会に付託し、採択するかどうかを審査する方針です。