私たちが払う税金の制度はどうなるのか。今年の税制改正、どこに注目していますか?街で聞きました。
30代
「自分が投資して運用したい分だけたくさんできるっていうふうになれば」
60代
「相続税の非課税枠がだいぶ減って、やっぱりちょっと大変だった。不動産については、あまりかけると住み続けられなくなっちゃう」
70代
「(税金の)無駄遣いがかなり多いんではないかなと。税金の集め方、使い方というのを大きく改革できるのではないか」
来年度の税制改正に向けて、与党、自民・公明両党の税制調査会では議論が連日行われています。
記者
「自民党税調の幹部が次々と会場に入ります」
きょうから始まったのは、決定に「政治判断」が必要となる重要案件の議論です。政治案件は、政治の「政」にマルをつけ「マル政」とも呼ばれ、議論の行方が大きく注目されます。
初日のきょう、議論されたのは法人課税や資産課税などについて。企業が博士号を持っている高度な研究人材を外部から雇用した際、その人件費を研究開発税制の対象として控除の上限を引き上げる案などが示されました。
また、教育資金を一括して贈与した際に1500万円までが非課税になる措置については、金持ち優遇につながるなどとして今年度で終わることになっていますが、延長を求める声が相次ぎました。
自民党 宮沢税調会長
「まだ結論は出しておりません。きょうはみなさんのご意見を聞いた、こういうことであります」
今後5年間でおよそ43兆円の財源が必要となる防衛費に関する増税については、近く一定の方向性を出すべく議論が行われる予定です。
与党の税制改正大綱は、今月15日ごろに取りまとめられます。
注目の記事
党4役が辞意表明も石破総理は"想定内"? “総裁選の前倒し”迫るも…「やるもやらぬも茨の道」 自民党が向かう先とは【edge23】

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

“ママアスリート”の先駆者・寺田明日香選手 葛藤と挑戦の日々【報道特集】

「すごく運転がうまくて憧れた」中学時代からの夢、バス運転手へ 19歳デビューは県内初 地域の足支える若き担い手に期待 富山

年金の「強引徴収」で経営危機に陥る運送会社...20人以上の運転手解雇 『社員が横領』犯罪被害で厚生年金の猶予を申請...年金事務所は「猶予する理由がない」原因は職員の"勉強不足"か

なぜ“懲役8年”なのか…時速194キロ死亡事故 「その数字が頭の中をぐるぐる」遺族の静かな怒りと控訴審への思い
