震災以降続けられてきたサッカーでの心のケア。
惜しまれながら今回が最後の訪問となりました。
J1・浦和レッズのスクールのコーチなどが岩手県大槌町のこども園で園児と交流しました。

22日は大槌町のおおつちこども園を、2024年シーズンで引退した元日本代表の興梠慎三さんや浦和レッズのスクールのコーチなど、チーム関係者が訪れ園児と交流しました。

浦和レッズは、被災地支援活動の一環として大槌町や山田町でのサッカー教室の開催などによる子どもたちの心のケアを続けていて、年長と年中の園児24人がサッカーで交流しました。

(園児たちは)
「地球丸ごと楽しかった」
「シュートしたりね、練習でこうやるやつねグルって回ってからやるやつが楽しかった」


県内での活動はこれまでに28回行われ、延べ6000人近い子どもたちとサッカーを通じた交流が続けられてきましたが、訪問は今回が最後となります。

(神野真郎コーチ)
「僕らの活動を通じて子どもたちが笑顔になって、周りの大人たちもまた笑顔になってっていうそういう光景が見たいなっていう思いが最初の方あって、こういった形でずっと続けてこられたので子どもたちには感謝ですね」

浦和レッズは23日も大槌町と山田町で小中学生を対象としたサッカー教室を開く予定です。