来月(11月)開かれる東京デフリンピックを前に、香川県綾川町出身のデフバドミントン日本代表、片山結愛選手が、高松市の聴覚支援学校で子どもたちと交流しました。

片山結愛選手は生まれつきの難聴で、右耳に人工内耳、左耳に補聴器を着けて生活しています。
同じ聴覚障害がある子どもに目標に挑戦する姿を見てもらおうと交流会が企画されたもので、幼稚部から高等部までの20人が片山選手とラリーをし、デフアスリートのプレーを体感しました。
一般のバドミントンとルールは同じですが、デフリンピックでは補聴器なしで戦います。

(交流した児童)
「(片山選手が)来てくれてうれしかったです」
「片山選手の素晴らしい姿を見ていると、違う道ですが私もがんばろうという勇気をもらえました」
(デフバドミントン日本代表 片山結愛選手)
「初めて地元のろう学校にイベントで来て、子どもたちが元気でパワーをもらいました」

東京デフリンピックは来月(11月)15日に開幕し、片山選手はバドミントンの混合ダブルスと団体戦に出場します。