7日は二十四節気の一つ「おおゆき」と書いて「大雪(たいせつ)」、暦の上では、本格的な冬が到来するころです。青森市では冬本番に備えて、バス停に除雪用のスコップが設置され、徐々に青森の冬らしい景色となってきました。

「大雪(たいせつ)」は、平地でも雪が多くなる頃といいますが、7日は晴れ間がのぞき、青森市の積雪は午後6時現在16センチと平年よりはやや多いものの、国道沿いは日中、ほとんど解けて路面が見えていました。
しかし、これからが冬本番、今年1月、青森市の国道では…道行く人の高さまでこんもりと雪が積もっています。さらにバス停をよく見ると…スコップが置かれています。これは青森市の市民団体「あおもり雪国懇談会(ゆきぐにこんだんかい)」が設置している除雪用のスコップです。
7日、活躍の時に備え、市内の国道4号と7号沿いにあるバス停9か所にその姿を現しました。2005年からスコップを設置している理由を団体に尋ねると。

※あおもり雪国懇談会 高樋忍会長代行
「バスの乗り降りの時にお年寄りとかのことを考えて若い人たちが除雪してくれたらいいなと思います」

豪雪の時期を乗り越えるために、1人1人のちょっとした心がけが暮らしやすさにつながります。